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 今増えている喘息の原因
文明の進歩の影で様々な病気が増えています。実は喘息もその一つなのです。工場からの煙や自動車の排気ガスによる大気汚染、生活環境の多様化、精神的ストレスなど、これ等の色々な誘因が重なり合って、喘息の病人が増えています。
さて、この喘息という病気は、どうして起こるのでしょうか?
そこで現在考えられている喘息の原因説は・・・
 
 @アレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)の刺激によって発作を起こすアレルギー説。
 A脳下垂体前葉ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌調整異常によって起こると言うホルモン説。
 B精神的ストレス等によって自律神経が失調する為に起こる自律神経説。
 Cその他、細菌やウイルス等の感染・遺伝的な素質説等があります。
 この様に、喘息の原因の考えには、色々な説があり未だにはっきりした事は判っていません。しかし、現在ではアレルギー説が有力なものの一つとして考えられています。


 アレルギーと喘息
 私達人間は、体外からの異物の侵入に対する防御機構(免疫)を備えています。つまり、生体が病原体等の異物(抗原)の侵入を受けた時、それと反応する物質(抗体)が生体内に出来ます。その後2回目に同じ異物が体内に侵入して来た時、先の抗体がそれと反応(抗原抗体反応)して、その異物に対して抵抗力を示す様になります。(ワクチン接種はこの機構を利用したものです)

 ところが、この2回目に同じ異物が体内に侵入して来た時に起こる抗原抗体反応が身体に悪影響を及ぼす反応となる場合があります。これがアレルギー(アレルギー反応)です。

 このアレルギーを起こす原因物質(抗原=アレルゲン)となるものには種種のものがあります。
 @吸収性アレルゲン:ハウスダスト・カビ類・花粉・化粧品など
 A経口性アレルゲン:食事性(卵・牛乳・青身の魚・タケノコ等)
 Bその他アレルゲン:虫刺され・日光・細菌・ウイルス感染など

 このアレルギーの症状がのどに起こしたものが気管支喘息です。そして、喘息になると気管支平滑筋の攣縮・気管粘膜の腫張・気管支分泌腺からの粘液の分泌亢進をきたし、咳や痰やゼーゼー・ヒューヒューという音を発する喘息、そして胸苦しい等の呼吸困難といった苦情に悩まされるのです。


 喘息の治療
 @薬物療法:一般に発作を止め呼吸を楽にする対症療法で、気管支拡張剤やステロイド剤等の薬物をよく使用します。これ等は一時的に速効性を現すだけで、根本療法には至りません。
 A原因療法:発作を予防する為に、アレルゲンを見つけ出しそのアレルゲンの薄い抽出液を注射し、身体をアレルゲンに慣らしていく方法です。少量から始めて段々量を増やし、濃度も濃くしていき原因であるアレルゲンに対して抵抗力をつけようとする方法です。しかし、この方法の効果としては、まだ完全なものとは言えようです。
この様な現代療法に対し、喘息を体質から根本に改善しようとするのが漢方療法です。


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