症 状
アトピー性皮膚炎は、激しいカユミに悩まされ、かくことによって皮膚がゾウの皮膚にようになって、さらにカユクなるといった悪循環を繰り返します。その症状の現れ方は年齢によって異なり、それぞれ次のような特徴があります。
◆乳児期(2ヶ月〜3才頃)
ほほや頭・口の周りなどに赤いポツポツとした湿疹ができます。湿疹はまず顔にでて,それが全身に広がります。
◆幼児期・学童期(4才〜11才頃)
皮膚全体が乾燥し、額、ひじ・ひざの内側などでは皮膚はザラザラし硬くなり、激しいカユミによってひっかき傷をつくり、ジュクジュクした状態になります。
◆思春期・成人(12才以降)
皮膚全体は乾燥しているためザラザラしてきます。そして皮膚の症状は幼児期・学童期よりひどくなり、首の周りなどに色素がついて黒ずんできます。
|