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 更年期障害

 更年期障害
 女性の一生は、誕生・少女期・思春期・成熟期・更年期・老年期と大きく分けることが出来ます。幼女からだんだん女の子らしい体型へ、そして月経の来潮により思春期が始まり、女性として最も有意義な成熟期を迎え、結婚・妊娠・そして分娩、育児などの一大事業を成し遂げ、更に50歳前後になりますと卵巣の機能が衰え、閉経により更年期を迎え、老年期へと移っていきます。

 
更年期障害とは、閉経期前後、つまり42〜55歳ごろの女性たちに数年間にわたって現れる心身の不快な症状を言います。卵巣機能が衰えて内分泌に異常が起こり、これが自律神経にも影響を及ぼして発生するもので、頭重・肩こり・腹痛・頭痛・冷え・のぼせ・発汗の増進・腹部の膨満感・食欲不振・悪心・めまい・動悸・不眠・憂うつ感・イライラ・不安など、いろいろな症状が現れてきます。この様な事を不定愁訴と呼びます。

 更年期症状が落ち着いた後に現れてくるのが、骨粗鬆祖・高脂血症(動脈硬化症・高血圧・虚血性血管障害)・脳の機能低下などです。その理由は、閉経後卵巣から女性ホルモンであるエストロゲンと言うものが出なくなるのです。エストロゲンは、女性としての機能を維持するために、とても多くの作用を発揮しています。したがって、エストロゲンが不足すると多くの障害が出てくるのです。


 西洋医学
 西洋医学では、女性ホルモン剤や自律神経調整剤、または精神安定剤などが用いられます。しかし、ホルモン剤は子宮出血を起こすことがあり、自律神経調整剤や精神安定剤は習慣性があり、眠気・ふらつきなどの副作用を起こすことがあります。

また、頭痛などに鎮痛剤を服用することは、その場しのぎの対症療法でしかありません。そして、鎮痛剤を服用すると胃腸障害や血球障害などを起こす恐れがあります。更には、血球障害による貧血を起こすことになります。


 漢方
ホルモン治療に代わり、副作用のない治療法として注目されているのが、漢方療法です。漢方で言う更年期障害とは、「気と血の滞り」によって起きていると考えています。したがって、この気と血の乱れやバランスを整えていく必要があります。人間の体は個人個人によって違います。

一言で更年期障害といっていますが、上記に記したように症状はまちまちで、体質や一番の訴えによって薬が変わってくるのです。漢方では、個人の原因・体質に合わせて選薬していきます。

 ◇女性の要薬“当帰
 当帰の代表的な働きは増血の力があります。当帰は、ニコチン酸・ニコチン酸アミド・パントテン酸・ビタミンB2等を含み血液の循環をよくしたり、赤血球の生産に働くビタミン類を多く含んでいます。又、身体の各臓器に滞っている血液を循環させるので、血行不良の体質も改善されます。更に、当帰の精油成分には、血行不良や貧血からくる、めまい・冷え性・冷え痛みなどを楽にする作用もあります。又、興奮してたかぶっている神経を抑える働きがあるので、貧血や血行不良からくるイライラといった神経の乱れを整えます。

 この様に、当帰は多くの女性が抱える、血行不良から来る問題を解決する作用がある生薬です。漢方では一つの生薬よりいくつかの生薬を合せることによって、相乗効果が現れてくるのです。


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